この時期、水辺に近い草むらなどでよく見かけるクモがいる。個体数が多く、斑紋も特徴があるため、図鑑を見ればすぐに判りそうなのだが・・・判らない。クモ図鑑を何冊見ても載っていないのだ。2004年に、この不明グモを徹底的に追い続けた。だんだんと身体が大きくなり、背面の斑紋が薄れ始めて・・・徘徊性の大型種イオウイロハシリグモだった。このクモには遺伝的多型があるが、幼体時の斑紋は殆どが画像のパターンと同様のようだ。 * いわゆる『クモ図鑑』には載っていないのですが、野外観察ハンドブックの『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 2001 全国農村教育協会』には「イオウイロハシリグモの一生」が載っています。この本には幼体と成体で別種のように見える「ジョロウグモの一生」も載っています。
by kjr_shoji
| 2006-03-25 18:18
| 真正蜘蛛目
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