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<   2006年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

06.03.26(日)曇り キレワハエトリ、セスジユスリカなど

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昨年のカラスウリの枯葉にとまっていたビロードツリアブ。早朝で気温も低く、殆ど動けないようだ。夜間はいつもこんな体勢でとまっているのだろうか。


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ナガコガネグモのような白い隠れ帯を張ったヨツデゴミグモの♂亜成体。網にゴミを付けるのは殆どが成体の♀で、♂は成体になると一部の例外を除いて網を捨て、♀探しの後戻りできない旅に出る。


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セスジユスリカの♀(上)と♂(下)。体長約6mmで緑色の条が目立つ。時に大発生し、嫌がられることも多いが、成虫はツバメ・コウモリ・トンボ類・アシナガグモ類の主要な餌であり、幼虫は所謂アカムシの一種で魚はもちろん各種の水生動物にも必要不可欠な餌となる。生態系的観点から非常に重要で価値のある昆虫だ。


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ヒメカゲロウの一種。特徴のある外見なのだが種名が判らない。小さなハチやハエの名前が判らないのは諦めがつくが、アミメカゲロウ目やカゲロウ目が判らないのはどうもスッキリしない。


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ユスリカの一種を捕食するクサグモの幼体。この時期、草や花・枝先などに小さな棚網が張ってあったら、まずクサグモと見て間違いない。腹部が赤っぽく生態のよく似たコクサグモは出現がクサグモより1~2ヶ月遅れる。


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枯葉が多い地表を徘徊していたコバネヒョウタンナガカメムシ。


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地表を徘徊していたクロナガアリ。秋に積極的に収穫して冬に姿を消す地域が多いため「秋だけに見られる蟻」というイメージが強いが、活動期間は環境によって大きく異なる。特に羽蟻が旅立つ4~5月には職蟻も少なからず目にする。


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枯葉上を飛び跳ねていたキレワハエトリ。お気に入りのハエトリグモで、個体数も決して少ないということでもないのだが、何せ小さくて・・・
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by kjr_shoji | 2006-03-26 22:11 | 観察日記

イオウイロハシリグモ 図鑑に載っていないクモ

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この時期、水辺に近い草むらなどでよく見かけるクモがいる。個体数が多く、斑紋も特徴があるため、図鑑を見ればすぐに判りそうなのだが・・・判らない。クモ図鑑を何冊見ても載っていないのだ。2004年に、この不明グモを徹底的に追い続けた。だんだんと身体が大きくなり、背面の斑紋が薄れ始めて・・・徘徊性の大型種イオウイロハシリグモだった。このクモには遺伝的多型があるが、幼体時の斑紋は殆どが画像のパターンと同様のようだ。

* いわゆる『クモ図鑑』には載っていないのですが、野外観察ハンドブックの『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 2001 全国農村教育協会』には「イオウイロハシリグモの一生」が載っています。この本には幼体と成体で別種のように見える「ジョロウグモの一生」も載っています。
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by kjr_shoji | 2006-03-25 18:18 | 真正蜘蛛目

ツマグロオオヨコバイと謎のシャボン玉

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ツマグロオオヨコバイを襲うワカバグモ・・・の筈なのだが様子が変だ。ワカバグモはツマグロオオヨコバイに第1脚をかけたまま動かない。ツマグロオオヨコバイの顔にはシャボン玉のようなものが・・・そのまま1分過ぎた。痺れが切れたので (気が短いのです(^^ゞ) シャボン玉をちょこっと突いてみる。シャボン玉は割れ、ササグモは通常のスピードでサッと逃げ去る。ツマグロオオヨコバイはどうか。指で押したら、これも翔んで逃げた。う~む、どうもこの謎のシャボン玉がササグモの動きを封じていたようだ。カメムシ科でもあるし、何か特殊な臭気でも出していたのだろうか?
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by kjr_shoji | 2006-03-25 17:39 | カメムシ目

03.25(土)晴れ フタテンアツバ、トラフコメツキ、ハスオビエダシャクほか

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茂みの中にいたフタテンアツバ。かなり濃色の個体。警戒心が強く、少し近づくとすぐに翔んで逃げる。
* 「みんなで作る日本産蛾類図鑑」>「蛾像掲示板」にて同定していただきました。


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ムラサキハナナに飛来したナミホシヒラタアブの♀。♂は腹背の横縞がやや異なる。ホソヒラタアブとともにヒラタアブの定番。


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徘徊するササグモの幼体。


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ムラサキハナナから吸蜜するビロードツリアブ。なんか毎年これを写しているような・・・


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オオイヌノフグリの蜜をなめるキンバエ。


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立ち枯れ樹木の穴に収まるオオハエトリの♀。


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落葉上を飛び回っていたトラフコメツキ。


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糞のそばにいたハネカクシ2種。


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水面に突き出たタチヤナギの枝に円網を張るトガリアシナガグモ♂亜成体。通常は水平円網なのだが、この網はほぼ垂直に張られている。2005年は1個体しか見られず、偶然飛来したものかと思ったが、何とか繁殖しているようだ。


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灯火に飛来していたハスオビエダシャク。黄色味が強くてきれいな個体。


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樹幹にとまっていたコカゲロウの一種。上が♂で下が♀、翅が曇っているのでともに亜成虫。
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by kjr_shoji | 2006-03-25 17:07 | 観察日記

エゾタンポポ

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タンポポが咲いていた。「セイヨウタンポポかな」と花の裏側を見ると・・・総苞外片が反り返っていない。カントウタンポポ? カントウタンポポの総苞はこんな感じだったかな? 総苞の上部に膨らみがあったような・・・。そういえば何年か前にここで同じ花(総苞)を見て「カントウタンポポが咲いていた」と思った記憶が・・・。
帰って図鑑で調べたらどうもエゾタンポポらしい。特徴は『総苞は反り返らず、総苞上部の突起もない』ということ。ネット検索したら、北理研生物委員会A2チーム>エゾタンポポの見分け方のページにもっと具体的な特徴が載っていた。タンポポは雑種も多いらしいので純潔ではないかもしれないが(カントウタンポポも同様)、エゾタンポポと呼ぶのに十分すぎる特徴を持っている。
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by kjr_shoji | 2006-03-21 18:43 | その他

2006.03.21(火)晴れ 東京のサクラ開花2 セマダラマグソコガネ、ミツバチなど

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ウメの花に飛来したアシブトハナアブ。ハナアブ類の中では最もよく見られる。


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ムラサキハナナの蜜(花粉かな?)をなめるホシツヤヒラタアブ(またはその近縁種)。『ペコちゃん』並みの大きな舌を持っている。


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鵜の目、鷹の目、百舌の目。じ~っと一点を見つめていたかと思うとパッと舞い降り、何かを加えて飛び上がる。この目があれば蟲探しも楽なのだが。


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悪趣味@つぐみ平。


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陽だまりの枝にとまっていたセイヨウミツバチ。一般の公園ではセイヨウミツバチのほうが多いが、石神井公園にはセイヨウミツバチを全滅に追い込むオオスズメバチが生息しているため、ニホンミツバチの方が優先種。


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神社の境内で日向ぼっこをしていたコマルハナバチ。しばらく大人しくしていたが、20秒ほどで急に元気になり飛び去った。よく似たクロマルハナバチは腹背の毛が寝ている。
注:ハチに詳しくない方は絶対に真似をしないでください。


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バイモの別名である『網笠百合』は、花弁内側の模様がその由来。


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落葉上に飛来したセマダラマグソコガネ。翔んでいるときは小さなハエのように見える。集まる場所もハエ同様にイヌなどの糞。イヌを散歩させている人の一部は(あくまでもごく一部・・・だと思う)、糞を持ち帰る用意がありながら他人の目がないと糞はそのままで立ち去ってしまう。その被害に遭うのは大抵まともな道を歩かない私のような人間だ。「ふざけるな!」と怒鳴りたくなるが、こうした「せこい」奴らがいるからこそ各種の糞虫に会うことができる、とも考えられる・・・そう考えていた方が身体のために良さそうだ。


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チャバネアオカメムシを巣穴に引きずり込もうとして四苦八苦するクロヤマアリ。入り口が塞がっているとき別の餌を運んできた働きアリは、着陸できない飛行機のように巣の周りを大きく迂回していた。


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目の前を横切っていったウスアカクロゴモクムシ。よく見かける種だが、何かの下に潜り込むまで止まらないので写し難い。


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おまけ。自宅の自転車置き場裏にいたジョウビタキ♂。昨年11月~年末は♀がいたのだが、今年に入ってまったく見られなかった。移動の途中らしく警戒心が強い。そういえば初めてジョウビタキを見たのもここだった。6年程前、鳥見を始めて間もない頃、狭山湖周辺に出かけた。アカゲラ、アオゲラ、エナガ、ヤマガラ、コジュケイなど初見の鳥は結構いたが、期待したジョウビタキは見られなかった。散々歩き回り、疲れ果てて帰ってきたら自転車置き場の屋根上から「ヒッ、ヒッ」という声。・・・唖然、我が目を疑った。何でこんなところに・・・。住宅地にもよく飛来するということを知ったのは後のこと、当時は自分のためにわざわざ現れてくれた様な気がしてやたらと嬉しかった。それから数年、故あって「鳥見はやめた」と宣言、マイホームパパになるか・・・と思いきや「クモ見に走って」しまう。「山の神」の怒りは諦めに変わっている。
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by kjr_shoji | 2006-03-21 16:32 | 観察日記

2006.03.21(火)晴れ 東京のサクラ開花 ビロードツリアブ、アブラムシなど

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イロハモミジの若葉裏にいたモミジニタイケアブラムシの幹母(越冬卵から生まれる第1世代)。和名の~ニタイ~は二態で、幹母から生まれた第2世代以降の胎生雌虫が、新葉には通常型、開ききった葉には越夏型の幼虫を産み分けることに由来する。まだ成虫になっていないようだが、そばには天敵であるヒラタアブの卵が既に・・・


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葉上を徘徊していたネコハエトリ♀。クモが嫌いな人でも彼女は可愛いと思えるのでは・・・。4月になればカッコいい♂が出始める。


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越冬していたツマグロオオヨコバイもすっかり活動モード。


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『ボロ網』と呼ぶに相応しい、配電盤に作られたネコハグモの網。網の主は左上にいる。


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カラスノエンドウについたソラマメヒゲナガアブラムシの無翅胎生雌虫と幼虫(上)、有翅虫(中)、天敵のナナホシテントウ(下)。


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キブシの花が咲いていた。


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地表を徘徊するクロチャケムリグモ。動きが素早く、すぐ枯葉の下に潜ってしまうので生態写真は難しい。
石神井公園近隣で唯一メキリグモが見られた空き地は住宅地になってしまった(>.<;)


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ビロードツリアブ今年初見。


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コナラの新芽上で獲物を待ち伏せるヤミイロカニグモの幼体。自分より数倍大きな昆虫類を捕らえる。


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コナラの枝にいる(画像中央)コミミズクの幼虫。枝の色が濃くなってきたので、隠蔽効果が高まっている。複眼は枝の瘤に見える。
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by kjr_shoji | 2006-03-21 00:57 | 観察日記

2006.03.19(日)風塵2 ニワトコヒゲナガアブラムシ、ナナホシテントウ交尾ほか


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倒木脇にいたフジイコモリグモ。石神井公園のコモリグモ類ではハリゲコモリグモが優先種だが、木立ち・茂みの中にではフジイコモリグモが多い。


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オオムラサキ(ツツジ)の丸まった葉にスッポリ収まったシロジュウシホシテントウ。


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シロバナタンポポが咲いていた。陽光が豊富な場所ではないので花茎を伸ばしている。近くには萎れた花もあり、少し前から咲いていたようだ。セイヨウタンポポ同様に自家受粉できるのだが、あまり数は多くない。


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タチツボスミレから吸蜜するキチョウ。



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ニワトコの新芽で増殖し始めたニワトコヒゲナガアブラムシ。このままドンドン増えていくのかというと、そう簡単でもない。右側に見える白い長卵形のものはヒラタアブの卵で、孵化した幼虫は次々とアブラムシを食べてしまう。ヒラタアブはアブラムシの出す僅かな甘露の匂いを鋭敏に嗅ぎつけ、アブラムシ群生のすぐそばに産卵する。既にヒラタアブの1齢幼虫がニワトコヒゲナガアブラムシの幼生を捕食している(左寄り下方)。



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レンギョウの花に飛来したヒメハナバチの一種。花粉がつきすぎたのか、前脚でしきりに顔を拭っていた。


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ナナホシテントウの交尾。♂(上)の後脚に注目。♀の翅後方を擦る様にバタつかせ、時折身体全体を左右に小刻みに震わせていた。これは・・・興奮状態なのかな?


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マメヒラタアブの顔。頭部の殆どが複眼で覆われている。一体どんな世界が見えているのだろう。


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白いツバキの花弁に潜むエビグモの幼体。エビグモ・カニグモの仲間は花に潜んで昆虫類を待ち伏せるものが多い。


東京で12年ぶりの風塵があった。→ 『気象人』 > 2006年3月19日(日)
東京でNNW(北北西)33.4m/s(17:50)の突風が記録されたという。私は石神井公園から大泉方面へ帰る。石神井公園から大泉方面、つまり北北西に向かったということだ。突風をまともに受け、意に介さず自転車に急ブレーキがかかる。おまけに多数の塵が吹きつけるため目を開けていられない。完全にストップ。これほど強烈な突風を食らったのは初めてのような気がする。
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by kjr_shoji | 2006-03-19 22:03 | 観察日記

2006.03.19(日)風塵 クヌギカメムシほか

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オオユスリカの顔。尋常でない。


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落葉下にいたダンダラテントウ。成虫越冬?


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少ない陽光を求めて翅を広げるキタテハ。

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背面の拡大。毛の先端が太くなっているのは元々なのか、何かが付着したのか。


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木立の中の石下にいたウラシマグモ。ウラシマ~は浦島太郎に由来するものらしいが、亀を助けたりはしないし、竜宮城で呆けたりもしない。同じ科にオトヒメグモというのもいるが、特に関係が深いという訳ではない。


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クヌギカメムシの1~3齢幼虫。成長の個体差が大きい。唯一の食料である卵塊を包んでいたゼリー状物質も残り少ない。何頭成虫になれることやら。。


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ヘラクヌギカメムシの1~3齢幼虫。3齢まではクヌギカメムシとの違いが判りにくい。4齢ではハッキリと違ってくる。


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地上20cmの位置に生み付けられたオオカマキリの卵鞘。豪雪地帯のオオカマキリは降雪量を予測して卵鞘を生みつける位置を決めるという。2005~06年は厳冬で、石神井公園でもオオカマキリの卵鞘の位置がすべて高い、という話がチラホラ。しかし雪が何十cmも降り積もったわけでもなく、雪の量を正しく予測できたと言えるのは、こんな低位置に卵鞘を生みつけた捻くれ者だけだ。


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葉上のルリマルノミハムシ。後脚の腿節が太く、その先は内側に曲がっている。足を挫いているのではない。名前が~ノミハムシと付けられているのが何故かは、ちょっと触れてみればすぐに解る。


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ムラサキハナナに飛来したヒメハナバチの一種。頭部・胸部がかなり毛深い。ムラサキハナナはショカツサイ、オオアラセイトウなど色々呼び名があるが、ムラサキハナナが一番判りやすくていい。


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ケヤキ樹皮下にボロ網を張っていたカレハグモ。ワカバグモと対になりそうな名だが分類的には遠い存在。
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by kjr_shoji | 2006-03-19 20:46

2006.03.12(日)うす曇り クモいろいろ

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アリの空中浮遊。自らを戒め、厳しい修行を乗り越えた一部のアリの仲間は、瞑想したまま自らの身体を宙に浮かせて・・・
ちょっと白々しいかな。これは言わずと知れたアリグモ。糸を引いてスーッと降りてゆくだけなら芋虫でも出来るが、真下に落ちながら、途中で水平に移動できるのはクモだけだ。クモには出糸器官が3対あるため、命綱であるしおり糸を引きながら別の糸を風に乗せて流すことが可能となる。翅もないのに空中を『斜め』『水平』に移動してしまう糸使いの鮮やかさには毎度のことながら感心してしまう。


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ケヤキ樹皮下には相変わらず正体不明のクモ(左の小さいの。右はキハダカニグモ)がいる。名前の判らないヒメグモやサラグモは多数いるが、科名も判らないというのはどうも・・・。画像を見る限りでは、いかにもキハダカニグモの親子という雰囲気なのだが、前回見たときはコカニグモの傍にいた。何よりクモというのは、カバキコマチグモやメガネヤチグモ、ジグモなど一部の例外(それも短期間のみ)を除いては、親子が共棲するということはない・・・ことになっている。飼育してみればいいのだろうが、個体数が少なく、失敗したときのことを考えると手が出せない(実は私は飼育というものが苦手なのです(^^;ゞ )。ひたすら定点観測を続けるしかない。

※追記:クモのように見えた小さい個体はダニの仲間のようです。


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ケヤキ樹皮下にいたヨツボシワシグモ。中々お目にかかれないクモで、越冬時しか見つけることが出来ていない。普段はどこで活動しているのだろう?。
どうでもいいがまたあの謎のクモが・・・巻貝を住居としたヤドカリのようなクモが・・・何者だ、貴様は!!

※追記:ダニの仲間だっつ~の!


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ネコハグモ。公園案内板の上に放射状のボロ網を張っている。このクモはウズグモ同様に篩板(しばん)糸と呼ばれる特殊な糸を吐くクモの仲間だ。オニグモなどの円網は横糸に付けられた粘球によって粘性を得ているが、この網には粘球がなく、細かな糸が絡み合うことによって生じる物理的な粘性を利用している。壁面や樹皮面に張られる網はこのように放射状だが、葉上に張られる網は天幕状(丸まった葉の上に白いシートが張られた感じ)で、外観は大きく異なる。


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枯れて倒れた葦類の根元にいたクモたち。上からハマキフクログモ、アシナガグモ、ハナグモ(いずれも幼体)。アシナガグモの若齢幼体はウズグモのように腹背が盛り上がる。ハナグモはいわゆる人面グモだ。
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by kjr_shoji | 2006-03-12 22:43 | 真正蜘蛛目