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2006.02.05(日)晴れ マンサク ホソミオツネントンボ ヤマトクサカゲロウほか

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マンサクの花が咲いた。黄色の折り畳まれたような花弁は早春のシンボルだ。マンサクは何本か生えているが、この樹は毎年真っ先に花をつける。


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半開きのオオイヌノフグリ。暫くすると見向きもされなくなる花だが、今の季節は一株咲いているだけで嬉しくなる。
さて、マンサク、オオイヌノフグリときたら・・・
クヌギカメムシの孵化が間もないということだ。


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コナラに生むつけられたヘラクヌギカメムシの卵塊。3本1組の白いちょび髭は『受精孔突起』で、詳しくは知らないが孵化した一齢幼虫が気道を確保するためのものらしい。孵化日にはかなりバラつきが見られる。


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コヤガの一種? ミノムシに似たケースに入った幼虫が木柵上を歩いていた。


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ウスバフユシャクの♀を捕らえたエビグモの幼体。暫く見ていたらウスバフユシャクはエビグモを振り払ってトコトコ歩き出した。どうも咬み付く位置が悪かったらしい。フユシャクは柔らかそうに見えるが、身体中が鱗片に覆われ鎧状になっている。小型のクモでは牙が刺さらないのだろうか。


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コナラの枝にいる(画像中央)コミミズクの幼虫。注意深く見ないと見つからない。


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サクラの枝にいる(画像中央)マネキグモ。通常は枝の先端近くに条網を張り、折れた小枝のふりをしている。


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枯れ枝にとまるホソミオツネントンボ。昨年末くらいまでは数個体見られたのだが、今年に入って全く見られなかった。どこに行ったのか憶測が飛び交ったが、いくつかの個体は残っているようだ。見つける前にうっかり触ってしまったのだが『自分は枝だ』と信念を持っているらしく身動きしなかった。
胸部背面は銅版のように見える。角度を変えて何枚も写していたら、さすがに嫌気がさしたのか高所に移動してしまった。   関連記事


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ヤツデの葉裏で越冬していたアリグモの幼体。アリグモも数種類あって、その区別は簡単そうで結構難しい(特に幼体)。画像はアリグモの赤褐色型。


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葉裏についた枯葉の中にいたヤマトクサカゲロウ。石神井公園にいるクサカゲロウ類で確実に同定できているのは本種を始め、ヨツボシクサカゲロウ、アミメクサカゲロウ、カオマダラクサカゲロウの4種。そのほか私が写した不明瞭な写真と卵・幼虫から判断してほぼ間違いなくいるだろうと思われるのがスズキクサカゲロウ、フタモンクサカゲロウ(またはクロスジフタモンクサカゲロウ)、シロスジクサカゲロウの3種で、もしかしたら10種くらいいるかもしれない。ちなみに種名としてのクサカゲロウ Chrysopa intima は石神井公園では見つかっていない。


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サワラ樹皮下にいたヨツボシオオアリ。腹部の斑点が目立つアリだが、樹木中心に活動するため見かけることは少ない。


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サワラ樹皮下にいたニホンヤモリ。日本動物大百科5に『日本では九州西部を除き野外での越冬はできない。民家などの建造物で越冬する』という内容の記述があったと思う。が、私はサワラ樹皮下で越冬するニホンヤモリを毎年見ている。


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ケヤキ樹皮下にいたノミハムシの一種。顔を持ち上げようと小枝で触れたら、ピョンと跳んで逃げてしまった。


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ケヤキ樹皮下にいた甲虫の一種。「甲虫の一種」などと表現するのは情けない話だが、調べるのは大変なのだ。


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ヤツデ葉裏のヤツデキジラミ。腹部に卵のようなものがついている。


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シラカシ樹幹にとまる蛾の一種。ヤガ科ヨトウガ亜科あたりかな。


その他
ウスバフユシャクは木柵のあちこちに産卵している。シロフフユエダシャクの個体数が増えた。
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by kjr_shoji | 2006-02-05 18:51 | 観察日記
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