ヤノクチナガオオアブラムシ

エノキの樹幹に作られたトビイロケアリの蟻道
★★★むむっ、画像が消えた?・・・元画像なし。

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これを崩してみると、中にはオオワラジムシにも似た巨大なアブラムシ・・・ヤノクチナガオオアブラムシがいた。
※「ヤノ~」で始まる昆虫のホストは大抵ケヤキかエノキなのだが・・・語源は何だろう?
★★★・・・これも画像が消えてしまった・・・再アップ。


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体長を上回るほどの長さを持つ口針を樹皮に差し込んで樹液・・・じゃないな・・・導管液?師管液を吸汁する。


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この口針、一旦差し込んだら他力ではもちろん、自らの意思をもってしても中々抜くことが出来ない。外敵に襲われたら逃げる術がない・・・アリとの共生なくしては生きていけないのだ。
アリにとっても大型のアブラムシを常時確保できるメリットは極めて大きいのだろう。まさしくアリの『牧場』だ。


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蟻道の主であるトビイロケアリは『家畜』にちょっかいを出す奴には盛んに攻撃を仕掛ける。


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このアブラムシを樹幹から無理に引き離そうとしたら・・・口針が切れてしまった。
トビイロケアリのワーカーはすぐさま抱えて巣穴の方へ。保護したのか・・・それとも『家畜』として役に立たなくなったため『食肉』として運んだのだろうか。

アリの巣のある場所を選んでヤノクチナガオオアブラムシがやってくるとは考えられない。エノキなどの樹幹に飛来した有翅虫が子どもを生み、それを嗅ぎつけたアリがその下に巣を作り、巣とアブラムシのホットラインとして蟻道を作るのだろう。蟻道によって外敵から保護されることによりアブラムシは増殖できる・・・互いに極めて依存性の高い共生のようだ。
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by kjr_shoji | 2006-11-05 20:42 | カメムシ目
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